餘部鉄橋のある駅
山陰本線餘部駅

◆駅ガイド

 山と海に囲まれた集落の上空にかかる鉄道橋で有名な餘部鉄橋。この餘部鉄橋の最寄り駅が餘部駅です。トレッスル橋と呼ばれる方式の橋としては日本最大を誇ります。2006年度から現在の橋の南側にコンクリート橋を建設する工事が開始されます。架け変わる前の餘部橋梁を見に餘部駅に向かったときのレポートです。

◆探検報告  調査日:2005年5月

 香住駅から2駅目、列車は餘部駅に到着した。列車のすぐ前方に餘部鉄橋が見える。列車が発車する前にホーム脇の階段を二十数段昇り、公式「撮影ポイント」で乗車してきた列車の撮影をした。この撮影ポイントは、よく目にする斜め上から鉄橋と海を入れた構図の写真が撮れる場所で、ホーム横にも立派な案内板が設置されている。


撮影ポイントへの案内板と鉄橋を望む
ホームはすぐ左

 再びホームまで戻り、今度は出口へ。出口とはいっても鉄橋下の集落への階段である。階段を下りる脇には餘部鉄橋の説明板と標柱が建っていた。階段を下りていくと、餘部鉄橋の真下に出た。赤く独特な骨組みの橋脚が大変見事である。下から眺めると更に迫力があった。餘部鉄橋の中央辺りの橋脚脇に、慰霊碑が建っていた。これは、1986年12月28日にお座敷列車「みやび」が突風により鉄橋から転落し、鉄橋下にあった蟹加工工場の従業員と回送列車の乗務員の計6人が死亡した大事故のものである。鉄道の安全運行を改めて考えさせられた。

駅から海の方へ歩き、真横から餘部鉄橋を眺めた後、餘部駅へ戻る。駅へ戻る途中、集落の中を歩いた。ごく平凡な家並であるが、上方を見上げると赤い鉄橋がかかっていて大変不思議な光景であった。列車に乗り込みこれから城崎温泉へと向かう・・・。

◆新橋梁の概要

 新橋梁はコンクリート橋で、線路両側を透明板で覆う。橋脚は2本となる予定である。城崎温泉寄りはトンネルとなっているが、トンネルは付け替えない。新橋梁になっても、餘部のシンボルであり続けてもらいたいものである。


撮影ポイントより


標柱と鉄橋、電話ボックスの先が駅の出口(集落への階段)


餘部鉄橋の芸術的な橋脚


餘部鉄橋遠景。駅は橋の右側の付け根


HOMEPAGE > 気になる駅探検 > 餘部