マッターホルンの見える駅
ゴルナーグラート駅

◆概要

 ゴルナーグラート駅は、スイス最高所の駅ユングフラウヨッホ駅に対し、スイス最絶景の駅の駅である。氷河特急の終着駅ツェルマット駅からGGB鉄道で約45分である。


ゴルナーグラート駅前からのマッターホルン

◆探検報告 調査日:2000年8月

 宿泊した宿からツェルマット駅へ向かう。氷河特急の駅舎の向かい側にGGBのガラス張りの駅舎があった。GGBには、スイスでは珍しく自動改札機があった。ホームは、テーマパークにある様な並ぶためのロープが各列車のドア毎に張ってあったが、並ぶことなくすんなりと車内へ入ることが出来た。

 車窓がいいという左側の座席を陣取ってしばらくすると、列車は出発した。山に沿ってラックレールを上っていくと、三角形をしたマッターホルンが前方に見え始めた。向きが変わって的湖に美しい風景が広がった。周囲に羊の戯れる草原が広がり、その向こうにマッターホルンが眺められるというスイスの代表的な風景を楽しみながら列車は高度を上げていった。草も減り、ごつごつした岩肌が多くなってくると、マッターホルンの他、周囲の氷河、3000,4000m級の山々が連なる大迫力の車窓に変わる。そして終着、ゴルナーグラード駅に到着した。展望台からは、マッターホルンをはじめとする山々の360度の大パノラマが広がっていた。


ツェルマット駅で出発を待つGGB鉄道


車窓×2


ゴルナーグラート駅ホーム、後方が駅舎

◆おまけ:ツェルマットへのアクセス「氷河特急」

 氷河特急は、スイスアルプスに沿ってスイスを横断する列車である。ベルニナ特急との連絡駅サンモリッツからディゼンティヌまでのレーティッシュ鉄道(以下RhB)、そこからブリークまでのフルカオーバーアルプ鉄道(以下FO)、そこからツェルマットまでのブリークヴィスプツェルマット鉄道(以下BVZ)の3会社を直通する観光列車である。特急とはいうものの、ツェルマットからサンモリッツ268.7kmの所要時間は、7時間から8時間かかり、表定速度は30km/h代と都市部の地下鉄並の遅さである。今回の私の乗車した区間は、FOの西半分と、BVZの区間である。

 1/2等車ボックスシートともボックスシートで、テーブルには、氷河特急の走行区間の路線図と車窓案内の絵が描かれている。

 名物「傾いたワイングラス」は、急勾配区間の多い氷河特急の食堂車でワインがこぼれないようにと考案されたものであるようだが、実際の傾きよりも大げさに傾けて作られている。しかし、氷河特急の走る急勾配区間だとテーブルの上に置かれたグラスは、滑っていってしまうのである(食堂車ではストッパがある模様)!!


氷河特急(アンデルマットにて)


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