同じ地下鉄乗換駅なのに信号を渡る駅
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◆駅ガイド大江戸線は、各地下鉄路線と多くの駅で接続し、飛躍的に利便性が向上しました。しかし、大江戸線はかなり深いところを走るため、乗換駅でも乗り換えに結構時間のかかるところがあります。その中でも特に変わった駅が蔵前駅です。同じ都営線の乗り換え時、地上へ出なければならない駅なのです。一体どうなっているのか調査しました。 ◆探検報告 調査日:2001年5月![]() 浅草から都営浅草線に乗って1駅、問題の蔵前駅に着いた。都営大江戸線のりかえは、浅草寄りにある改札をいったん出る。通常、同じ地下鉄の駅なら、改札を出なくても通路でつながっている。いったん改札を出る駅としては、東京メトロの上野駅(日比谷線と銀座線)、同三越前駅(銀座線と半蔵門線)等があるが、この形態の駅でさえ改札は異なるけれども、地下通路でつながっているものだ。しかし、この改札を出るとすぐに上方向へのエスカレーターがあり、その後階段を上ると外に出た。 大江戸線の蔵前駅は、大通り沿いに北上し、交差点の信号を左に渡って少し行ったところにあるという看板がある。約270mだという。案内看板には何人かが立ち止まってルートを確認していた。その案内に沿って進んでいくと、大江戸線から浅草線に乗り換えようと歩いてきたと思われる5人組とすれ違う。彼らも、こんな駅は初めてのようで、駅はどこだろうと話していた。2つ目の信号で、大通りを横断すると、地下鉄入口が見えた。階段を下り、左折すると、大江戸線改札があった。大江戸線蔵前駅は、倉の町をイメージしたような壁であった。 浅草、押上、青砥方面のホームからは、信号を渡ることはないが、やはり地上へ出て歩くことになる。 ◆批評鉄道会社が異なっていれば、通りを挟んで駅が向き合っている例は、いくつかある。しかし同じ地下鉄の駅で乗換駅なのに、いったん地上へ出て歩くとは異様である。駅出入口間の距離は270mという。ちなみに東京メトロの大手町駅と日本橋駅の最短出入口間は、約150mである(ここも大通りを渡る)。また、東京メトロ新富町駅(有楽町線)と築地駅(日比谷線)は、出入口間最短距離が約180mでありながら乗換駅ではない。地下鉄密集地域であり、近接していても乗換のない駅が多いにもかかわらず、地上に出てまで乗り換え可能な駅はかなり珍しいだろう。 乗り換えには多少の時間がかかるが、通しの料金で乗車できるのだから、ありがたいことだと考えれば苦にならないのかもしれない。 ◆ご案内東京の地下鉄は、地下鉄相互乗換でいったん改札を出る場合、オレンジ色の改札機を通らなけらばなりません。そのほかの改札機では、あらゆる普通きっぷが回収されてしまいます。もし回収されてしまった場合は、駅員にその旨を話し、改札機内から探してもらうこととなるのでご注意ください。もちろん蔵前駅も同様です。 「T card」等、「パスネット」カードを利用する場合は、どの改札機から出ても構いませんが、次の改札に30分以内に入場しないと新たに初乗り運賃が引かれます。 |