日本初の立体交差駅
鹿児島・筑豊本線折尾駅

◆駅ガイド

 折尾駅は、門司港駅舎と並んで九州を代表するレトロ調駅舎があり、日本初の立体交差駅でもあります。時刻表を開くと、鹿児島本線直通の筑豊本線の列車は、従来の折尾駅から150mほど離れているとの注意書きがあります。このような魅力あふれる折尾駅を探検してきました。

 鹿児島本線の前身九州鉄道と、筑豊本線の前身筑豊鉄道は、共に明治24年に開業しましたが、連絡駅でなく独自に折尾駅を設けていました。そして5年後に連絡駅となりました。現在の駅舎は大正5年完成のものです。1987年に筑豊本線から鹿児島本線に直通する列車の利便性を図るため、連絡線部に本来の駅とは離れて折尾駅が設けられました。

◆探検報告  調査日:2001年8月

 まず折尾駅1番線に到着。ホームに降りると、目の前がレトロな折尾駅舎の改札口であった。とはいっても改札は自動改札。自動改札のすぐ横には、鹿児島本線のホームへと続く階段があった。これが日本初の立体交差駅であり、筑豊線と鹿児島線は斜めに交差していた。階段を上がったホーム上には折尾駅名物駅弁「かしわめし」の立ち売りが今も行われていた。

 改札を出て、150m程離れているという折尾駅6,7番ホームへ向かってみる。改札の目の前の出口を出ると、大きなロータリーが広がっていた。そのロータリーも直進し、対向する歩道まで行く。そして左折し、立体駐車(輪)場の手前を右折しロータリーを離れると、ビルの谷間にあるもう1つの折尾駅舎の看板が見えた。ホームは最近の新駅によくあるホーム下が空洞のタイプであった。屋根は、待合用椅子付近以外にはなかった。

 6,7番ホーム確認後再びレトロ調の折尾駅舎へ戻り今度はこの駅舎をでて右折し、小さな川沿いに300mほど進むと、踏切に当たった。この踏切は筑豊-鹿児島本線連絡線、つまり離れたホームの線路につながる線の踏切で、そこから折尾駅ホームと反対方向には、レトロ調駅のホームへつながる線路との合流地点が見えた。


↑レトロな折尾駅舎


↑筑豊本線と、連絡線分岐部

◆感想&ひとくちメモ

 折尾駅は、駅舎を出ると、どちらの方向へ行っても線路に突き当たった。駅前が線路に囲まれた大変珍しい駅であった。


 折尾駅を利用するときは、若松方面、折尾始発、黒崎・小倉方面からの直通列車なのかをよく確かめた上で改札に入らなければならないのでご注意ください。

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