北緯50度・旧国境旧日本最北駅
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◆概要戦前、北緯50度が日ソ国境であった。北緯50度線の17キロ南に、旧日本の最北駅古屯(ポペジノ)駅があった。当時は、国境地帯のため、軍事専用路線(軍事機密)であり、一般市民が立ち入るどころか時刻表にも記載されていなかった。なお、戦後、樺太北部のノグリキまで線路は延長されている。 サハリン島内ツアー貸切り列車「ホテル列車」の乗車記と共に、かつての日本最北駅と北緯50度地点を紹介する。/p>
探検報告 1997年8月樺太南部の西岸都市ホルムスクより、ホテル列車に乗り込む。サハリンの道路事情は悪く、舗装された道は都市部のみである。またホテルなどは滅多にない。よって、サハリン北部へ行くには、宿代わりでもあるホテル列車を利用する。日本からのツアーでは、ほとんどが利用する手段である(1997時点)。ここからサハリン西海岸線を途中停車し、観光(散策)をしながら北上し、北緯50度線を目指す。列車は、タタール(間宮)海峡に沿って走る。この日は、漁師町チェーホフ(野田)、トマリイ(泊居)を散策。トマリイには、山の上に旧泊居神社の鳥居があったり、旧王子製紙の工場や、煙突があったりした。この工場は、現在も何かに使われているらしい。 翌朝、目的地ポペジノ駅に到着していた。ホームは1線で、ホームと駅舎は離れていた。白い柵と白樺の木々が高原風であった。三角屋根の小さな駅舎内は、駅事務室となっており、構内配線制御盤の見学もできた。 鉄道は北緯50度を超えて通じているが、ここから北緯50度線へはバスで向かう。なんと真っ赤なボンネットバスであった。道路は舗装されておらず、大きく揺れた。周りは針葉樹が生い茂っていて他に何もない。15分ほどで北緯50度の記念碑のあるところに着いた。旧日ソ国境線である。道から森を3分ほど入ったところには、旧国境の碑もあった(現在は道路拡張で道路脇にある)。 |
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