ドイツ最高所の駅
ツークシュピッツェプラット駅

◆駅ガイド

 ドイツ最高峰のツークシュピッツェ山(2964m)の山頂へは、鉄道とロープウェーで簡単にいくことができます。ラック式登山鉄道とロープウェーの乗換地点ツークシュピッツェプラット駅(2560m)がドイツ最高所の駅となっています。今回はこのツークシュピッツェプラット駅のレポートです。

◆探検報告  調査日:2005年5月

 ドイツ南部バイエルン州の州都ミュンヘンから近郊電車Regional Bahn(=普通電車)で約1時間半、ガルミッシュパルテンキルヒェン(Garmisch Partenkirchen)駅から私鉄バイエルンツークシュピッツェ鉄道(BZB)に乗り換える。ドイツにしては珍しく自動改札が設置されていた。白と青の小さな車両には、シーズンオフのためか数人しか乗客が乗車していなかった。

 9:15に電車は静かに発車した。右側に切り立った2000m級の山々、左にはガルミッシュの素朴な町と牧草地が広がっていた。15分ほどでグライナウ(Grainu)駅に到着した。ここから先はラック(リンゲンバッハ)式の区間になるため乗換となる。対面に停車していた更に一回り小さな単行電車に乗り換えるとすぐに発車した。3分ほどでアイプゼー(Eipsee)駅に到着。ここからツークシュピッツェ山頂まで10分で登るロープウェーが出ているが、本日は閑散期のため運休中らしい。数名が乗車し、たった二十数名の乗客を乗せて最高所駅を目指す。

 アイプゼーから先は急勾配(平均約190パーミル)である。ツークシュピッツェ山に向かって驚くほど標高を上げていく。途中、アイプゼーの湖も眺めることができた。途中からトンネルに入り、終着駅ツークシュピッツェプラット駅に到着した。冬季はスキー客で賑わうだけあり、大量に雪が残っていた(←積もっていた)。駅舎はログハウス風の造りで、駅舎というよりはスキー場のレストランに駅が付属している。天気は曇であったが、かろうじて周辺の山々を望むことができた。ここからツークシュピッツェ山頂まではロープウェーで4分であったが、雲がかかって周囲は真っ白であった。

 


ガルミッシュパルテンキルヒェン駅。
目的地は右の山の奥の雲の下辺り


山頂へ向けてひたすら登る


ドイツ最高所駅


駅前からの風景


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