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或る列車


九州の大村線、久大本線を中心に運行されるスイーツ列車「或る列車」(Amazing Roial Universal Train)の乗車レポ。今回は第1期運行の大分発日田行き列車のレポートです。

ななつ星の公共スペースやしなの鉄道ろくもん個室車をミックスさせたような豪華な車内を比較的気軽に楽しむことができる列車です。

旅行会社で乗車券+スイーツ+飲み放題のセット発売となります。JR九州発売分は先行予約の抽選+一般予約の先着順となっており、みどりの窓口では発売していません。

提供されるスイーツは、世界的シェフである成澤由浩氏によるレシピ考案がされています。

(左)黄金に輝く列車(豊後国分〜賀来)、(右)全景(日田付近)

(左)フロントビュー(日田)、(右)サイドビュー、どこでも記念撮影できるよう車体全体にエンブレムがちりばめられている(日田)

(左)巨大なエンブレム、(右)2号車の乗車口、床の模様も斬新

(左)1号車乗車口、窓はステンドグラス、
(右)1号車乗車口脇には愛称の元となった「或る列車」の模型を展示

(左)1号車出入り口部分、
(右)1号車はオープン客室、ななつ星のラウンジカー「ブルームーン」に似た構成だが、こちらは2+1配置

(左)簾、組木格子の戸、カーテンの3重層、乗車中は車窓を楽しむよりも車内の雰囲気を楽しむ印象のつくり、
(右)4人掛けシート、イスは固定式

(左)天井はおいしそうな模様。四葉のクローバーを基本に、5箇所だけ三つ葉と五つ葉がある、
(右)1号車のカウンターは食事準備用、このあたりの構成は木質は異なるもののななつ星のカウンターと似ている

(左)ななつ星では組木のみだが或る列車はステンドグラスとの組み合わせ、
(右)1号車車端部分にもSLの模型が展示されている

(左)2号車へ進むと濃い色の木目になり、組木格子の模様の壁がある、
(右)2号車カウンターはドリンク提供基地として使用

(左/右)2号車デッキ付近を望む

(左)2号車は組木格子を多用した個室空間は「ろくもん」の障子のある個室の発展形、
(右)その奥にトイレがあり、1号車の乗客が2号車の雰囲気を実感できるよう工夫されている。

(左)暗めの2号車客室から明るく木の葉が描かれた空間に出る、庭に出たような演出、
(右)2号車のトイレ方向への通路のドアはななつ星でも多用されているロゴ入りのガラス戸

(左)2号車個室は仕切りの格子窓を開けることができる、(右)個室内の雰囲気、イスは可動式

(左)2号車は明かり天井で組木格子模様が描かれている、(右)窓にはロゴマークがつく、奥に由布岳山頂が顔をのぞかせる

(左右)厨房では、最後の盛り付けを実施

(左)乗車時には弁当箱がセットされている、(右)最初の軽食は大分の食、関イサキのフライサンド、ローストビーフ、雲丹+車エビのキャビア添え

(左)最初のスイーツは宮崎マンゴーとスイカのカクテル、(右)2品目スイーツは八女抹茶と大分小豆

(左)3品目スイーツはチーズタルトとぶどう梨添え、(右)最後のスイーツはサフランかぼちゃ、紅茶ケーキ、柚子メレンゲ、食器は木製のロゴ入り

(左)軽食とともに出たキノコスープ、(中)ウェルカムドリンクの宮崎スパークリングワイン、(右)都農ワイン

(左)日向夏ジュース、(中)長崎緑茶、(右)八女茶の紅茶
ほかにミネラルウォーターとコーヒーもあり、全てのドリンクは料金に含まれるフリードリンク。飲み物がなくなると次の注文を積極的に取りに来てくれる。

おまけ

(左)日田駅の待合室も水戸岡氏デザインの空間、
(中)大分駅直結ホテルブラッサム大分のフロント、部屋も含め水戸岡氏デザイン、
(右)或る列車車内のネジは、ななつぼしと同じ星形をしたものを使用している


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